建設会社の資金繰り対策②【福岡・税理士】
税理士の高島です。
前回に引き続き建設会社の資金繰り対策として気を付けておきたいのが、
支払手形や小切手の管理です。
支払手形は半年以内に2回以上不渡りが出ると銀行取引が停止になります。
これだけは絶対に避けなければいけません。
こうならないためには、できるだけ手形の支払いを行わないという工夫が
大切になります。
手形は神経を使うとともに、利息の節約以上に事務員の人件費がかかっている
ことがよくあります。
事務員の人件費は間接費も含めると1時間で2000円~3000円になります。
実は、長期借入金で調達して、手元資金で決済していった方が
安く済むというケースもありますので、これを検討してみてください。
令和2年6月13日 税理士 高島聖也