リスクマネジメント【建設業・福岡】
税理士の高島です。
7月になり、本当であればこれからオリンピックに向けて
日本全体で盛り上がっていこう!
となるはずだったのですが、、、
やはり将来って誰にも予測できないですね。
実は私がお客様からご相談を受けた時に一番に
考えるのはリスクマネジメントの考え方です。
リスクマネジメントはまず次の流れによって行います。
① リスクの発見
② リスクの分析と評価
③ リスク対策の選択
リスク対策の選択には、次の種類があります。
・リスクの移転
保険や共済へ加入し、予測される損失を他者と分担する対策
・リスクの保有
少額なものの破損損失など、自社で損害・損失を負担すること
・リスクの回避
危険な事業から撤退する、外注するなど、りすくからの撤退対策
・リスクの低減
消火設備の設置や定期点検など、自己の発生確率や損失を小さくする対策
今回のコロナウィルスについては、ワクチンができるまで
リスク対策を行っていく必要があります。
・リスクの低減 → 国が推奨する感染予防策を実施する
・リスクの回避 → 夜の街関連に行かない
・リスクの移転 → 加入している保険について見直しを行う
・リスクの保有 → これらの対策を行ってもリスクは残ります。
そのリスクについて受容しながら、経済活動を行っていく
「厳しいときに創業すると、いつかまた厳しいときがくる」
そのような感覚で仕事をすることができます。
逆に景気がいいときに創業すると、またいつかいい時代が来るという
安易な考え方で仕事をすることが身についてしまいます。
私もクライアントの事業についてリスクから守れるよう日々勉強しております。
ぜひ皆様も今一度リスクマネジメントについて、見直しを行ってみてください。
令和2年7月1日 税理士 高島聖也