経営の基本原則と営業の基本原則①

税理士の髙島です。

本日は、建設業のお客様向けにコンサルティングを行いました。

経営改善を行うときには、経営原則を押さえなおす必要があります。

多くの社長が『売上』を多くするという意識はあるのですが、

売上を上げるという感覚よりも、粗利益を増やすという意識の方が

実は大切になるのです。

経営会議や銀行提出用の経営計画書を作成するときも

粗利益をベースに作成することが大切です。

また、1年間の粗利益目標を3ヶ月毎に区切って、

目標管理することも大切です。

いい工事ができたかどうかは、建設した建物をみれば

分かります。

いい経営ができているかどうかは、決算書や月次試算表で

確認するしかないのです。

まずは自社の粗利益が業界平均と比較して、多いいか少ないか。

その次に利益が業界平均と比較して、多いいか少ないか。

これを確認することが、業績改善の第一歩になります。

皆様もぜひ実践してください。

※全工事業の一人当たりの粗利益は1046万円

 全工事業の一人当たりの純利益は67万円

 

 令和2年1月14日 税理士 髙島聖也