建設会社の事業計画書①【福岡・税理士】
税理士の高島です。
事業を経営していると誰しも一度は事業計画書を作りたいと考える
と思います。
創業したときや借入を申し込むときなど
事業計画書を作成して、立派な事業計画を作りたいと思うはずです。
しかし、事業計画を立てたが絵にかいたモチになったという経営者も
多いいようです。
実はこれには原因があります。
それは事業計画書が「数字中心の事業計画書」になっているということです。
売上が毎年10%増加していく。
原価率が5%改善される。
人件費などの経費などを年間○○万円削減するなど、
数字を基に事業計画書を作ると、
それだけでなんだか達成できそうですが、
中身がないものになってしまいます。
その数字を達成するために
「具体的にどのようなことに取り組まなければいけないか」
これを数字と一緒に考えておかなければなりません。
工事の受注単価を上げます。
なぜ、工事の受注単価を上げることができるのか。
お客様と自社だけの関係なら経営は簡単ですが、
競争相手がいます。
「高いなぁ」と思ったら、よそに流れてしまうということがあります。
価格を上げたら受注できなくなるという課題も出てくるはずです。
そのような課題をクリアしながら、単価を上げて受注するためには、
どの様にすればいいかを計画書に書きましょう。
きれいは言葉である必要はありません。
社長の言葉で、しっかりと考えてそれを書きましょう。
令和2年6月6日 税理士 高島聖也