建設会社の資金繰り対策⑤【福岡・税理士】

税理士の高島です。

資金繰り対策で重要なこととして

『自己資本の蓄積』があります。

実は資金繰りに問題を抱えている根本原因の

半分以上は自己資本が少ないからという

理由にあるのです。

自己資本とは、資本金と過去の利益の蓄積です。

少し利益でれば、節税を行い、

利益を少なくするという経営者が多いい用です。

個人事業に毛が生えた程度の経営を続けていく

企業はそれでもいいでしょう。

しかし、大きな売上をとっていくという企業は

これではいけません。

自己資本を多くして、手元資金を厚くしていく

この方針を社長が強く決意する必要があります。

この時に目標にして頂きたい数字として、

①自己資本比率40%以上

②従業員一人当たり自己資本1,500万円以上

 

この二つを当面の目標にし、達成できれば

資金繰り問題は解決するはずです。

 

 令和2年6月13日 税理士 高島聖也