建設会社の原価計算①【福岡・税理士】

税理士の高島です。

売上は上がったのに、原価が多くかかりすぎて

粗利益は下がってしまった。

このようなお悩みは建設会社の社長であれば

誰しも経験したことがあることだと思います。

私も税理士をしておりますので、

『原価率を下げましょう』という誰でもいえるアドバイス

をしています。

ここで考えていただきたいのは、なぜ原価が多くかかったか

その原因と改善策を実行しているかということです。

原価が多くかかる理由はいくつかあります。

①原材料費や労務費が高騰した。

②見積りが甘かった。

③追加工事をもらったのに、追加の代金がもらえなかった。

④現場監督の原価計算が甘い。なんでも支払ってしまう。

⑤同業者との相見積もりの末、低い単価で受注してしまった。

上記のように原価率が上がったとしても

いつくかの理由が考えられます。

原価が多くかかったという一言で片付かてしまうのではなく、

なぜ原価が多くかかったかと、その具体的な対策について考えて

改善をしていく必要があります。

 令和2年6月16日 税理士 高島聖也